ややログ

宝塚、本、音楽、猫に犬、仕事…話したいことはなんでも

『 WELCOME TO TAKARAZUKA ー雪と月と花とー』を場面ごとに語る vol.2

 

 

 

さて、今日もまた

『 WELCOME TO TAKARAZUKA 』について

語りますよ!!!

 

 

 

 

 

緊張感が心地よい・・・舞楽 越天楽

 

 

東京宝塚劇場

106期生の口上のかわりに

新しく加わった場面

 

 

舞楽だから

そんなに激しい動きがあるわけでなく

しかもひとりで

舞台に立つのは

相当緊張するだろうな・・・

 

そんな

れいこさんの緊張が

そのままに伝わってきて

それがまた良い!

 

 

 

公演プログラムによると

疫病退散の祈りを込めて

作られたそうですよ

 

凛とした

美しい舞なので

ご利益はかなりありそうですよね

 

 

シャンシャンシャン・・・

という

鈴の音も相まって

なんとも神聖な雰囲気というか

神社を参拝した時の

あの独特の張り詰めた空気感を

思い出しました

 

 

 

 

それにしても

いったいどのタイミングで

お稽古したのでしょう・・・

 

タカラジェンヌって

やっぱりすごい!

 

 

 

 

何度観ても心が震える・・・雪の巻

 

 

まずは舞台装置が凄すぎますよね

 

千本鳥居が闇の中で

燃えるように立ち並んでいる様は

とても迫力があります

 

 

そこに現れるミエコ先生

お衣装がそれはそれは素敵!!!

正面も良いのですが

わたしは断然後ろ姿が好き・・・!

帯は雪と椿・・・かな?

できることなら

ルーペを片手に

細部まで間近で見てみたい!

 

 

 

舞のことはよくわからないけれど

指先まで

神経が行き届いているとは

こういうことかと

思いました

 

傘を置く手

鳥居に縋る指先

そんなところにまで表情があって

とにかく見入ってしまいました

 

 

 

そして

選ばれし3人・・・

からんちゃん、ぐっさん、蘭くんも

素敵でした

 

結構顔隠れてるけど

ちゃんと誰だかわかるものですね

 

母によると

このお三方は日舞の名取だそうで・・・

ちょっと今

手元におとめが無いので確認が取れず

後で見てみよう・・・

 

居住まいがシュッとしていて

スッと現れサッと消えていく

まさに幻のような

美しさでした

 

 

カゲソロはさち花姉さん!

いつ聞いても綺麗な声で・・・

さち花姉さんの歌は

お上手だし情感豊かで

でも目から入ってくるものの

邪魔をしないというか・・・

観ることに集中できるので

好きです

 

 

 

音楽は

ヴィヴァルディの『四季』から『冬』

『四季』の中で

いちばん好きなのが『冬』なので

それだけでもちょっと

テンションが上がります・・・

 

洋楽のクラシックで

日舞ってことには

特に違和感も感じず・・・

世界観があっていたのかな?

悲壮感ただよう音楽と

現れることのない待ち人を想う

女の悲しさとが

相乗効果でぐんぐん胸に迫ってくると

言いますか・・・

 

 

上手く表現出来なくて

自分の語彙力の無さに

悲しくなりますね・・・

 

 

とにかく

美しく切なくて

胸が痛いけど熱くもなって

大変なシーンです

 

何度観ても

また観たくなります

 

 

 

 

 

さてショーはまだまだ続きますが

本日はここまで

いったいあと

何回かかるやら・・・

 

次回も2場面分くらいは

語りたいなぁ・・・